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【2023.1】失業保険の申請方法~自己都合の場合~筆者の実体験をもとに紹介します

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今回は、失業保険のもらい方についてご紹介したいと思います。

筆者は、2022年7月末で退職をし、次の仕事を見つけるまでの準備期間として失業保険を受給することにしました。

2022年9月から手続きをはじめ、2023年1月現在失業保険をいただいています。

筆者の経験をもとに、失業保険の申請方法・認定日の確認・受給額を具体的な数字とともにわかりやすくご紹介したいと思います。

2023年1月現在の情報をもとに執筆しております。
閲覧時には、制度や情報が異なっている場合がありますので、正確な情報につきましてはハローワークインターネットサービスをご確認ください。

*失業保険は、失業手当・失業給付金などとも呼ばれていますが、正確には「雇用保険の基本手当」と言います。
当記事ではわかりやすく「失業保険」に統一してご紹介します。

↓初回認定日以降の流れにつきましてはこちらをご覧ください↓

【2023.1】失業保険初回認定日以降の流れ~自己都合の場合~筆者の実体験をもとに紹介します今回は、失業保険の申請後初回認定日からの流れや注意事項などをご紹介します。 基本手当日額の計算方法や、筆者の失業保険の実際の給付日...

まずは離職票を持ってハローワークに申請に行きましょう~申請日の持ち物&流れ~

受給の手続きは、現住所がある市区町村を管轄するハローワークにて行う必要があります。

ハローワークの所在地は以下で確認をお願いします。

https://www.mhlw.go.jp/kyujin/hwmap.html

受給手続きに必要なもの

<手続きをする際に必要なもの>

  • 離職票①
  • 離職票②
  • 本人確認書類
    (運転免許証・パスポート・マイナンバーカードなど)
  • 写真2枚
    (縦3センチ×横2.4センチの正面上半身のもの)
    *「マイナンバーカードを手続きのたびに提示すれば写真を省略することができる」と記載されているのですが、書類の返却などのたびにマイナンバーカードを出さなければいけないので、筆者は写真を提出した方がスムーズだと思いました。
  • 失業保険を振り込んでもらうための本人名義の口座番号がわかるもの
    (普通預金通帳など)
  • 印鑑
  • 個人番号確認書類
    (マイナンバーカード・個人番号通知カード・個人番号記載の住民票いずれか1枚)
  • クリアファイルなどの書類入れ
    (申請後に、しおりやハローワークカードを渡されますので書類を入れるファイルなどを持っていった方が良いと思います。)
  • 求職申込書
    (ハローワークで当日記入する場合は必要ありませんが、事前にネットで手続き行ったり、申込書をハローワークのホームページから取得することが可能です。)
    ハローワークインターネットサービス – 求職申込み手続きのご案内 (mhlw.go.jp)

    じゃべゆか
    じゃべゆか
    ちょっとした小ネタ
    申請日に求職申し込みをすることで、初回認定日までの求職活動として記載することができるので、時間に余裕を持って当日申し込みをすることを筆者はおすすめします。
    (申込書は事前に記入しておくと少し時短になりますね。)

離職票は、前職の会社から発行してもらいます。退職後約1ヶ月前後で手元に届くと思いますので、ハローワークへ受給の手続きをしに行くのは離職票が手元に届いてからとなります。

筆者の場合は、7月末日に退職をし離職票が手元に届いたのは8月30日でした。

会社が直接ハローワークに持ち込んだ場合はもっと短い期間で手元に届くこともあるようです。(会社の対応により前後します。)

申請日の流れ~離職票をハローワークに提出する日の流れ~

受給手続きを行うためにハローワークを訪れる際に気を付けていただきたいことがあります。
受給手続きを初めて行う申請日の曜日に気を付けてください。

失業保険をもらうために、4週に一度ハローワークへ行き失業状態を確認する「認定日」というものがあります。

認定日は、初回の申請日と同じ曜日に行かなければなりません。

「今日は、たまたま通院がなくなったから」「子どもの習い事が今週は休みだから」といつもは予定が入っている曜日に申請に行ってしまうと、その後の認定日に被ってしまう可能性があります。

また、認定日の訪問時間もハローワークにてバラバラの時間に決められてしまうので、「午前中だから大丈夫」ということもありません。

ですので初回の申請日は、予定の入っていない曜日に行くことを強くおすすめします。

じゃべゆか
じゃべゆか
月曜日は混雑していることと、祝日が多く認定日と祝日が被ってしまった時には、違う曜日に振り替えられる可能性が高くなってしまいますので、避けた方が無難かもしれません。
(筆者の感想です。)

そして、初回は申請手続きに時間がかかります。筆者はスムーズに終わったなと思ったのですが、1時間30分以上かかりました。時間に余裕がある時に行くようにしてください。

①現住所の市区町村管轄のハローワークへ行く。

上記の書類や本人確認証などを持って、ハローワークへ申請に行きます。

各ハローワークの所在地は以下からご確認ください。

全国ハローワークの所在案内|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

②総合受付へ

ハローワークに着いたら、総合受付へ行きましょう。係りの方へ「失業保険の申請に来た」ことを伝えると、「求職申込書」を渡されるので記入台で記入をします。
(事前にホームページで申し込み済みの方、ダウンロードし記入済みの方はこの時点で申告してください。)

求職の申込書の記入し、総合受付へ提出する。

③面談・登録

順番に面談ブースに呼ばれますので、係りの方と面談をしながら、現時点での再就職先の希望条件を(勤務時間・給料などの希望を)登録してもらい「ハローワークカード」を発行してもらいます。
「ハローワークカード」は今後も必要になりますので失くさないようにしましょう。

④失業保険の受給資格の申請・異議申し立て

係りの方から受け取ったファイルを持って、失業保険の申請窓口へ行き登録を行います。

書類を提出した後、係りの方と面談し口座番号の記入や写真の提出・本人確認などを行い、失業保険の受給資格の申請をします。

また、離職票に記入されている「退職理由」に異議申し立てをしたい場合はこの時に係りの方へ相談してください。
(証拠書類が必要となりますので、異議申し立てをする方は事前に揃えておくと良いでしょう。)

筆者も退職時にいろいろとあり、「会社都合」にできないか係りの方に確認をしてみたのですが・・・

  • まず、会社が「会社都合」に書き換えてくれないといけないので、会社との交渉になる。
  • 交渉中は失業保険の申請が出来ないので、受給までに時間がかかってしまう。
    (改めて離職票の作成になるので。)
  • 今までの経験上、異議申し立てをしても「会社都合」に書き換えてくれる会社はほぼ無い。
  • 雇用契約の相違など、証拠書類が必要である。

ということを教えてくれました。筆者は色々と考えたのですが受給までに時間がかかるので、このまま「自己都合」で申請を行うことにしました。

⑤雇用保険受給者初回説明会

失業保険の受給資格を得られたら、従来であれば「雇用保険受給者初回説明会」(約2時間)の日時を指定され、必ず出席しないといけなかったのですが、筆者の管轄のハローワークではコロナ過のため開催されず、動画の確認をするよう案内がありました。

申請日には「雇用保険受給資格者のしおり」(以下「しおり」)と「失業認定申告書」を渡され終了となりました。(以下は実物写真となります。)

じゃべゆか
じゃべゆか
初回認定日の日は「受給資格者のしおり」に、時間は「失業認定申告書」の左下に記入されています!!



待期期間

「会社都合」でも「自己都合」でも待期期間が必ず7日間あります。

筆者は、申請に行った日が9/13(火)だったので、9/19(月)までが待期期間でした。

「自己都合」の場合、待期期間が終わってから2ヶ月の給付制限期間が始まります。

給付制限期間

自己都合での退職の場合、待期期間が終わってから2ヶ月間の給付制限期間が設けられます。

以前は3ヶ月だったのですが、失業等給付の制度改正が2020年10月1日に実施され、2ヶ月に短縮されました。

筆者は、9/20(火)~11/19(土)が給付制限期間でした。

認定日

「失業状態」を確認するため指定された日時にハローワークへ行き、求職状況の申告などの手続きを行い、失業状態にあることの認定を受ける「認定日」というものがあります。

この認定日は、「4週に一度」と書かれていることが多いので単純に4週に一度ハローワークへ行けばよいと思ってしまいますが、実は「認定日型」というものがあり、離職票を出した「申請日」の「認定日型」によってハローワークへ行く日が決まっています。

自身の「認定日型」は、「しおり」の表紙に【週●型-●曜日】という形で載っていますので確認してください。

筆者は、【週1型-火曜日】でした。

また、「しおり」の裏表紙には、カレンダーが載っており、各週型から認定日を確認できるようになっています。

2022年4月~2023年9月のカレンダーです。ご確認ください。

じゃべゆか
じゃべゆか
手書きの丸印は筆者の認定日です。

筆者の認定日

筆者の認定日時は以下のようになりました。

申請日(離職票を出した日)9/13(火)
初回認定日10/11(火)14:30~15:00
2回目12/6(火)9:00~9:30
3回目12/26(月)13:30~14:00
本来は1/3が予定日でしたが、年末年始の為変更になりました。2回目の認定日に指定されました。
4回目1/31(火)10:30~11:00
5回目2/28(火)9:00~9:30

年末年始(2022~2023)は、12/29~1/3がハローワークの休みでした。
その期間に認定日が重なっている方は認定日が変更となります。

じゃべゆか
じゃべゆか
筆者は、曜日も(火)から(月)に変更になり、前倒しとなりました。

上記表を確認していただくと分かる通り、指定される時間はバラバラとなっています。
「失業状態だから呼び出しにはいつでも応じられますよね」というスタンスなので、基本的にはハローワークから指定された日・時間に行かなければなりません。

体調不良などで指定された認定日に行けないときには、必ず連絡をして認定日の変更をしてもらってください。その際は、失業保険の振り込み日も変更となります。


失業保険はいつからもらえるの?

結局失業保険はいつからもらえるの?と受給時期が一番気になるところだと思います。

筆者の実際の受給期間などがこちらです。

日付支給対象期間実際の入金日
認定日9/13
待期期間9/13~9/19
支給制限期間9/20~11/19
初回認定日10/11ハローワークには行きますが、支給制限期間中の為支給されません。
2回目認定日12/611/20~12/5(16日分)
*支給制限期間満了翌日~認定日前日
12/8
3回目認定日12/2612/6~12/25(20日分)
*前回認定日~認定日前日(以下同)
12/28
4回目認定日1/3112/26~1/30(36日分)2/2
5回目認定日2/281/31~2/17(18日分)

「自己都合」の方が初めて失業保険を受け取れるのは、待期期間・支給制限期間・2回目認定日を経て、申請日から約3カ月後となります。

入金日ですが、公式には認定日から5日~1週間での入金と言われていますが、筆者の口座に実際に入金されたのは認定日の翌々日でした。
(管轄のハローワークや状況により変わると思いますので参考までにしてください。)

初回認定日以降の流れにつきましては、こちらをご覧ください。

【2023.1】失業保険初回認定日以降の流れ~自己都合の場合~筆者の実体験をもとに紹介します今回は、失業保険の申請後初回認定日からの流れや注意事項などをご紹介します。 基本手当日額の計算方法や、筆者の失業保険の実際の給付日...

まとめ

今回は、失業保険の申請日の流れについてご紹介しました。

「面倒だな」と後回しにしてしまいそうになりますが、申請から受給までには時間がかかりますので、求職活動と並行して申請を行うことをおすすめします。

すぐに就職先が決まらなかったときの安心材料となりますので、ぜひ申請を検討してみてください。

よき就職先が決まりますよう一緒に頑張りましょう。

*各情報につきましては執筆当時のものとなり、筆者の体験をもとに掲載しております。
閲覧時には変更になっている場合や、管轄のハローワークにより対応が違う場合がございます。
正確な情報につきましては、厚生労働省のホームページやハローワークインターネットサービスなどをご覧いただき、管轄のハローワークの指示に従ってください。

雇用保険制度 |厚生労働省 (mhlw.go.jp)

ハローワークインターネットサービス – トップページ (mhlw.go.jp)

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